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エン ゲージ第二話承

エン ゲージ


第2話 「蜻蛉日誌」 承




【数日後】




「行ってきます」

「んーーーーーゴミ出しといてぇ」
粗大ゴミって言葉が浮かんでは消えてく…
とりあえずちっちゃなゴミの方を捨てとこ。


「行ってきます」
「いってらっさーい」



じりりりり
「ふぁい。碇です」

「…………………ミサト…よね?」


「ふぁ?リツコぉ?」

「シンジ君は無事っ!声を聞かせて」

「あに興奮してんのよ」

「今あなた”碇です”って」

「なっ!今のはシンちゃん宛の電話が時々くるから、お姉さんってことにして電話を取り次いでて」

「…本当にそれだけでしょうね」








【その数日前 初登校】


テストテストで遅くなったけど、やっと学校か。
やっぱり知ってる顔…でもみんなは僕の事を知らなかった。
確か、ここでメッセージが







パイロットって本当?(Y/N)







やっぱり来た







“ン”














パイロットなんでしょ?(Y/N)














“ン”














”ン”ってなに?








「綾波、アルファベットのYって入力したいんだけど、どうすればいいのかな」
久しぶりだから使い方忘れちゃった。


うわーー

「ホントにパイロットなの?」
「ねぇねぇ、どんな気分?」
「操縦席ってどんな風になってるの?」
「なぁ、乗せてくれよ。いいだろ?」
「あのロボットなんて名前なの?」
「綾波さんとどんな関係なの?」



「おはようさん……………どうしてん」

「トウジか。遅かったじゃない」

「ああ、妹が送ってけてうるそうてな」

「どっちがうるさくしたんだか」

「なんや、ケンスケ」

「なんでもないさ。それよりアレが気になってるんだろ」

「ああ、人だかりができとるが、誰ぞなんかしたんか」

「転入生だよ。ホントは一週間前から来る予定だったはずなんだけどね」

「べっぴんか?」

「わりといけてる方だね。オトコだけど。
 例のアレのパイロットらし…いぜ………トウジ?」


「すんまへんすんまへん通して」


「あ、トウジ」

「……どこかで会ったことあったんか」

「僕の夢の中で」

きゃーきゃーきゃー
ずざざざざっつーーーーーー

ヒイタ男九割、女は二割か。シンジとトウジのツーショットは女子中心に販売だな


「…すずはら」

「碇と話してきたら?委員長」

「…え?…何故?」

「気にな…いや……校舎の案内とかクラスメートの紹介とか必要じゃないかと思ってさ。
 もう授業も中止だろ?これじゃ」



「わ、わしは妹がお世話になったいうからパイロットに礼を言お思うて」

「シンジでいいよ」

「あ、わ…わし…ボクもトウジでええです」

「ありがとうトウジ」

「あ…い…いえ…とんでもない」


鈴原」

「な、なんや…委員長かいな」

「不純異性交遊は禁止よ。校則なんだから」

「やぶからぼうになんやねん」


「碇君、今、付き合ってる人いる?」
「い、いないよ」

「えー?綾波さんは?さっき名前呼んでたし」
「綾波とは」

「待って碇君。本人の居ないところで噂をするのはよくないわ。
 綾波さんもここに呼びましょうよ」

「委員長も堅苦しい事いうわな。
 こない近いとこで騒いどんのやから興味あったらおのれから来るやイテテテテテ痛いがな」


「綾波さん」

「…何?」

「あの…話しない?」

「必要ないわ」


「綾波、おいで」

「ん」

トトトトトトトトト

「なに?お兄ちゃん」


「あなた達兄妹だったの?」

「よっしゃ。キョーダイの固めの水杯や」

「トウジ、それちょっと違わないかな」

「なんでや。
 杯ん中の水に鼻血垂らして呑みあうんやろ」

「鼻血なんかどうやってだすのさ」


「簡単や、オラ」
ぱさっ

「い、いいんちょの…ぱんちぃ」
たらっ

「あ、本当」

きゃーー
どかっつばきっつ
「堪忍堪忍やイインチョ」



「はぁはぁ」
つんつん

「何?綾波さん」

「でないの…鼻血」

「…え?………あ、あの…………私の下着を見ても駄目よ。
 興奮しないと」

「コーフン?」


「例えば…碇君の事を考えてみて」
「うん」

「綾波さんの中の碇君は、制服を着てるわよね」
こくん

「一枚ずつ服を脱いで行く所を想像するの」


「上着を脱いだ碇君」
「そうそ」

「ワイシャツを脱いだ碇君」
「そうそ」

「ズボンを脱いだ碇君」
「…いいわよ…とってもいいわ」

顔は紅潮し目が潤んでいる


「パンツを脱い」
「やめてよレイ」
つー

「おっ、鼻血や」



「…今の順番だと靴下と、下着の上は着たままだぜ」
「意外とでぃーぷなのね」


「…(ポッ)」




          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●



「んなことより何の用なのよリツコぉ」

「どう?彼は」

「うーん電話がね」

「電話?」

「文明の利器だからって携帯持たしたんだけど。
 びしばし掛かってくるのよ」

「あら…意外ね」

「まぁほとんどレイからなんだけどね」

「…意外ね」

「夜はシンジ君から掛けてるみたいなんだけど」

「なにか問題があるの?」

「回数が半端じゃないのよ。それにあんまり話してないし」

「どういう意味?」

「息をしているのを聞いてるだけで安心するんだってさ」

「なにそれ」

「さぁね。通話料がネルフ持ちだってことが救いよね。
 自腹だったらとてもじゃないけど」

「当たり前でしょ。あなた持ちよ」

「うぞっ…ちょまちんしゃい……まじっすかぁー!!


「電話の相手がレイなら同居させたら?」

「いじわる、無理なのわかってるくせに。
 レイの担当は総司令よ。
 "賛成する理由はない、やめたまえ葛城一尉"とかいわれるに決まってるわ」


「レイの呼吸音を録音してエンドレスで流すのね。
 それならかかるのは電池代だけですむわ」

「………………なんか…シュールね」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


はぁはぁはぁはぁ
コホーコホー
ゼーゼースースー ケホンぐぉげっほげほげほ


「……なんですか?これ」

「……落ち着くでしょ」

「ア…アハ…ハハハ…ハ」

似てなかったのかしら。レイの真似したつもりなんだけど
でもわざわざ録音しに行くのも変態チックでクルものがあるし。














「ミサト、司令がお呼びよ」

「………なんかやったかしら」

「さぁ?」

「日誌を提出したんだけど……それかな」

「日誌?」

「リツコにも見せたじゃないの」

「まさかあの"今日のシンちゃん"って題の?」

「…まずかったかしら」

「土下座でもして許してもらうのね」




          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「面をあげぃ」
「…碇」

「ああ、すまん
 葛城一尉、なんのまねだ」

「へへぇー。なにか失敗をしたかと思いまして」

「今から土下座していたのでは、この先がつらいぞ」にやり
ぴぅん


「まぁそんなことよりも、シンジ君と交換日記をしているようだが提出されておらん。
 どういうことかね」

「あ、あの一応ぷらいべーとで上司のことも書いてありますし、一人で日記をつけるよりも二人でつけた方が長続きしますし。面と向かって言いにくいことも書けますし。
 いえ、悪口ばかり書いてるわけではないんです」

「提出したまえ」


「…はい」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●



「どうだったの?」

「リツコ…短い間でしたが長らくお世話になりました」

「支離滅裂ね。なにかあったの?」

「シンちゃんとの交換日記を提出しろって」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●



「ふむ…ひげメガネか…いい得て妙だな」
「ふっ」

「嫌われたものだな」

「慣れていますよ。それよりも」

「ああ。シンジ君本人は夢の話をしているつもりらしいが
 …信じていいものかどうか、頭の硬い私には判断できんよ」

「都合が良すぎる」

「夢で見たと言えば、情報の出所を曖昧にできるし詮索されることもそうはない。
 しかも正夢という事もあるからある程度の信用は得られる…といった所か」

「…」

「現時点では目的も掴めんな。いっその事夢で見た話とやらを全て書かせてみるかね」

「……………いや…………不要ですよ」


知るのが怖い…か
どうやらシンジ君の話を一番信じているのは碇…お前らしいな。


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二次創作目次


エン ゲージ


第1話 ラブ

前編
後編

第2話
 蜻蛉日誌






第3話
 風と雲と虹と




第4話
 赤城の山も? 






第5話
 アスカ来日 





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