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エンゲージ第5話参



エン ゲージ


第5話 「アスカ、来日」






【空母】


「ミサト、非常用外部電源を甲板に用意しといて」

「おっけー」

「飛ぶわよぉ」

予備電源でます
リアクターと直結完了
整備員は甲板より退避

「総員対ショック態勢!!」

「でたらめだ」


「エヴァ弐号機着艦しまぁーす」



「来る、左舷九時方向」

「外部電源へ切り替え。切り替え完了」

「でも武装がない」

「プログナイフで充分よ」

「結構でかい」

「思った通りね」


「やれるのかね」

「使徒を倒すには近接戦闘がベストです」
ぐわぁーん

「アスカ、よく止めたわ」

「冗談じゃない、飛行甲板がめちゃくちゃだ」


「きゃぁー」

「落ちたじゃないか」

「あっちゃぁ…ケーブルの長さは」
「残り1200M」

「どうするんだね」

「なんとかなります」




おぉーい葛城ぃ

「加持」

届けものがあるんで俺先に行くわぁ
 出してくれ
 じゃぁよろしくぅ葛城三佐ぁ」

「お・・・逃げおった」






          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


目標再びエヴァに接近中

「飛んで火に入る……」

「夏の虫、だよ」

「それよそれっ。行くわよ」
かちゃかちゃ

「なによっ。動かないじゃない」

「B型装備だからねぇ」


「くっちぃいいいいいい」

「使徒だからねぇえええ」




          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「エヴァ弐号機、目標体内への侵入に成功しました」


「そりゃ食われたんと違うか?」

「軍隊的な修辞ってやつだよ」

「なんやそれ」

「なるべくポジティブでアクテイブな表現をするって事さ」

「ほうか……こりゃまるで釣りやな」


「釣り?…そう釣りだわ」




          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


あああ。やっぱりこうなっちゃうのか。
紅い光。あれさえなんとかすればなんとかなるんだけどな。
ナイフはないし、手も届かない。


取りあえず、牙は折っておいた方がいいのかな。
ええとレバーレバー…操縦桿って言うのかな…そう言えば、結局僕ってエヴァの事全然教えてもらってないんだよね。
乗り方の説明とか色々……夢の中で聞いてはいるんだけど………
まぁそれで動いてるんだから問題はないよね。


ううう狭いし…アスカの上にのらないと手が届かないや

「いやーんママえっちぃ」

「ご、ごめん。あの、あ、なんとか離れないと」

「アタシから離れるの?そんなにアタシがイヤなのっ?!」

アスカ、聞こえる?そのままぜーーったい離さないでね。

「うん」

「アスカちょっとぉ。くぐるじぃ」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「…なにやってんだか」


「使徒に咥えられたままで大丈夫なのか?」

「エヴァーにも装甲はあります。特に弐号機は頑丈ですから。
 勿論、即刻次ぎの手を打ちます。聞いて頂けますか?」

「部外者の作戦案など聞くのは完全な規律違反だ…が。
 なぁ、副長」

「独り言に相槌を打つことまでは禁止されてはおりません」


「感謝します」









          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●



「生き残った戦艦二隻による零距離射撃だと?!」

「そうです。
 アンビリカルケーブルの軸線上に無人の戦艦二隻を自沈させ罠を張ります。
 その間にエヴァー弐号機が目標の口を開放。そこへ全艦突入し艦首主砲塔の直接砲撃の後更に自爆
 目標を撃破します」

「無茶だ」

「無茶かもしれませんが、無理ではないと思います」

「言い換えよう、無理だ」

「艦長!」

「君はどうやら船のことがよくわかっていないようだが。自沈で船体が沈降する速度がそんなに早いと思っているのかね」
「えっ」

「ましてや艦首をそろえてなど…どうやったものやら見当もつかん。
 ロ○アはいざ知らず、我が国の戦艦は沈むように造られているわけではないのだ」
「……くっ」

クルクルクルクル ぴぃーーー!!
「教育的指導か…これだから国際機関というやつは」

「あの」

「なんだね副長」

「潜水艦を使ってはまずいんでしょうか?」


「「…………あ!!」」






          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「二人とも、作戦内容はわかってるわね」
「なんとかやってみるよ」
「きゃーきゃーきゃーここここでここでなんていやーーうううどうしてもここでヤルの?
 なら…いいよ
 きゃーきゃーアタシきゃー」

「シンちゃん」
「ぼ僕なにもしてませんよ」

「…ケーブルリバース」
どわっつ
きゃー

「エヴァ浮上開始」

「使徒は?」

「食ついています」


「ケンスケ、やっぱりキャッチあんどリリースするんかの」

「…使徒を逃がしてどうするんだよ」



「アンカレッジへ指令」

「発令第20号。スタート」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


戦闘態勢完了
命令深度です

ソナーで補足

接近してロック
標的にロック

攻撃最終準備
アイアイ。攻撃準備よし
1号3号4号魚雷発射準備完了
ロック確認

1号3号4号スタンバイ。発射
1号3号4号魚雷発射

命中まで後45秒


全速後退



「早く口を開かないと。アスカ!握って」

「……こ、こう」

「あああああ!!レバーだよレバー」

「は、はっきり言いなさいよっ!!」

「言わなくたってわかるだろっ」

命中まで後30秒

「早く、アスカ」

「うーうん。ママの背中に胸を押し付けることになるのよね…。
 えっと…自分では結構自信があるけど…」

「考えを集中させて」

「わかってる」


「開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け開け」
「ママからご褒美ママからご褒美ママからご褒美ママからご褒美」


「…あの……ご褒美って…なにかな」
「ごほうびぃぃいいいーー!!」グゥオオオオオオオオ

「あ、ちょっ開けぇえええ!!」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「衝撃波来ます。3・2・1」
ごぉおおおおん


「くぅっ。使徒は?!」

「標的破壊、直撃です」


「エヴァ弐号機はどうした」

「健在です」


「作戦完了ね。
 ご協力感謝します」

「我々は我々の闘いをしたまでだ。
 君らに協力したわけではない」

「了解しました、ミスターネイビィ」

「サンクス。レディ

 何をしている!生存者の救出を急げ!!
 人員の点呼は済んだのか?!」











          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





【新横須賀】

「また、派手にやったものね」

「水中戦闘も考慮すべきだったわ」

「あら、めずらし。反省?」

「いいじゃない。貴重なデータも取れたんだし」
パらっ


「…本当に貴重よこれ。シンクロ率の記録更新じゃない」

「火事場のバカ力ってやつよ。たったの7秒じゃねー」

「それでも今までこんな現象はなかったわ。
 二人で乗ったからかしら」

「そんなら、これからは二人乗りでいく?」

「…そうね」

ダミープラグの使い道も増えるかもしれないわね。


「じょーくよじょーく。あの狭いシートじゃ二人でなんか無理よ」

「あら、記録を更新したのは、その狭いシートでよ?」

「案外、同じプラグスーツを来てたせいだったりしてね」

「アレのこと?」


「ペアルック」
「いやーんな感じ」

「トウジもケンスケも、じろじろ見ないでよぉ」




「二人ともご苦労さま」


「ご褒美ご褒美ご褒美ご褒美ご褒美」

「だから僕がいつなにを約束したのさ」

「ぶぅーー」

「シンちゃーん、男だったら感謝の気持ちを身体で表しなさい。
 キスの一つや二つ、どぉーーんと」

「僕、ファーストキスなんですけど」

「ママ、ちゅーして」

「いや。だから。僕、ファーストんん」



「ぐふふっふっふふ……ファーストキスか
 …私がもらっちゃえばよかったかしら。

 おしいことしたわ」
「ミサト」

「きゃーな、なんでごわすか」

「加持君はどうしたの?」

「先にトンズラ。今ごろはとっくに本部についてるわよあのぶぁーか」










          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





【新総司令室】

「…ホントにここで開けていいんですね」

「ああ」

かちっ
パタン

「いやはや。波瀾に満ちた船旅でしたよ。
 やはりこれのせいですか?」
「…」

「既にここまで復元してあります。
 硬化ベークライトで固めてありますが…生きてます、間違いなく」
「…」

「人類補完計画の要ですね」


「…そうだ。最初の人間
ナカジマー、マスオおー手伝え
 だよ」


「マスオ?」

「君の事だ」

カっカっカっカっカッカッ



「一つ聞いて良いですかね」
「…」

カっカっカっカっカッカッ




「大事な事です」
「…」

カっ






「誰がサザエさんなんですか」

「…君が選べ」


カツカツカツカっカっカっカっカッカッ




「ヨーソロぉー」







          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





【研究室】

「リツコぉーへるぷみぃ」

「アスカのこと?」

「あんただって、アスカのあの態度変だと思うでしょ」

「インプリティング…とも少々違うわね」

「いんぷり?最初に見たものを親と思えってやつ?」

「若干違うけれど、おおむね方向性はあってるわね」

「もう理屈こねてないでさっさと結論だしなさいよ。インプリくんって事はアスカが最初に見た人間が
 シンジ君だったって事なの?…って
 私、ドイツでアスカに会ってるわよ………私って人間じゃなかったんですかぁーーーー???」

「…」


放っておくのも面白そうだけれど、この部屋でいじけられても困るのよね。


「ぐすっぐすっ…私クビになっちゃうのかしら……そうよね…だって人間じゃないんだもん(はぁと)」


「安心しなさいミサト。あなたは立派な霊長類よ」

「ぐすっ…あんがとリツコ。慰めてくれて」

「嘘は言っていないわ。それにアスカのあの態度も原因を想定することは可能よ」

「なんなの?」

「母親しか与えなかった行為をシンジ君がした。だからアスカの中では、シンジ君は母親と等価値になった。
 そんなところかしら」

「でもさ…それって……………大丈夫なの?」

「スタッフを召集してアスカの心理状態を検証してみたわ」

「結果は?」

「きわめて良好。ひとつ問題になりそうなのは、若干他者への依存傾向が強いって点でしょうね」

「アスカが他人へ依存?まっさかあ」

「碇シンジという名前も、彼が男であることもしっかり認識しているわ。
 生母との混同や記憶の改竄の予兆も無し」

「それでも……ママなの?」

「母という存在に象徴される他人への依存の現れ。そんな所かしら」

「なんかとってつけたような解釈ね」

「専門外だから仕方がないわ。あなたにしても心理学を学んだことはないわけだし」

「門外漢の人間が、これまた何も知らない人間に説明するんだからアバウトでも仕方ないってわけ?」

「わざわざ嫌味を言わなくても資料はあるわ。詳細な報告書は明日には回しておくから」

「あんがと」



「コーヒーでいいかしら」

「サンクス。砂糖は5個ね」

「…砂糖水と区別がつかないわよ」

「最近疲れちゃって、
 ねぇ…リツコ」

「なに?」


「抱きしめてあげる人が誰もいなかったのよね」

「少なくとも今はシンジ君がいるわ」


「ちょっち危なくない?」

「がんばるのね。保護者さん」

「…………はい?」

「娘が母親と同居したがるのは自然な流れだと思うわ」



「…………アスカがうちにくんの?」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





【学校】

「碇・アスカ・ラングレーです。よろしくっ」





「センセ…親戚だったんか」





つづく





 次回よこく

みちゃと 「ネクストきゃらくたぁ」
Ang07

あちゅか 「みってなさいよぉ。ばっちしユニゾンするんだから」
みちゃと 「・・・作戦目的いってみそ」
あちゅか 「ママとのユニゾン」
みちゃと 「あーんたねぇー」


しんじ  「次回は・・・えっと”瞬間」
れい   「重ねて・・・さぁ重なりましょぉ」
あちゅか 「どこ重ねてんのよっ!!」



【エン ゲージ】第六話「瞬間・・・重ねて」






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二次創作目次


エン ゲージ


第1話 ラブ

前編
後編

第2話
 蜻蛉日誌






第3話
 風と雲と虹と




第4話
 赤城の山も? 






第5話
 アスカ来日 





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