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エンゲージ第四話弐


エン ゲージ


第4話 「赤城の山も?」 弐







「エネルギーシステムは?」

「あとちょっとっす」

「なかなかアバウトね…まいっか。
 ポジトロンライフルは?」

「組立は完成しています。
 試射はできませんので、20分後に初号機ゲージへ搬送開始予定です」

「結構。
 やっこさんは?」

「岐阜県大御山アルファー。青一つ
 ドリルは第7層まで貫通していますっす」

「ドリルが地下のアレに触れたらドカンってわけね」

「………そうね」


「到達予定時刻は明日午前0時6分54秒です。充分時間はありますっす」

「作戦予定が早まった時は焦りましたけどね。なんとか間に合いましたね」

「おかげで技術局は全員グロッキーよ、有給3日くらいあげないと暴動がおきかねないわ」

「よっくゆうわね。いつもリツコの方が無理させてんじゃない。
 設営部隊は?」

「静岡県赤城山チャーリー。赤二つ

 相手もこっちも動かないのになんか意味あるんすか、この符丁」



動く?……「そう!機動戦を仕掛けるのよ
すちゃ    
   かちぃ
しゅーん
「ビデオ?」








たちあがーれ♪たちあがーれ♪ガ







ひゅぃーん
「早送り」







しゃぁ!!








「これ、何?」

「機動戦士よ」

「リツコ、あんた」







見える













外れた?!
ちぃっ。やる













させるか













そこっ







そうよこれよこれ
 避けまくって撃つ」
ぷちっ

「無理ね」

「あんでよ」

「あなた、ピストルの弾を、わりばしで挿みとることができるかしら」

「無理っすよ」
「そうですよ先輩」


「簡単じゃない。ほら」

「…」


「そうかテーブルの上に置いておけば簡単っすね」
「コロンブスの卵ですね」
「なんでポケットにわりばしを入れてるんだろ」



「…自分に向かって飛んできた弾丸はどうかしら?」

「んなこと、できっこないでしょ」

「シンジ君には出来ると思う?」

「無理」

「そういうことよ」

「どういうことよ」

「エヴァ自身の機動力は人の持つそれの延長だということよ。
 自ずと限界があるの。
 パイロットの思考が介在するというシステムの特性上、反射的な行動に関してはむしろ呆れるほど遅いわ」

「つまり?」

「使徒の攻撃を回避しながらの戦闘は、考えないほうがいいという事よ」

「ううう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぎりぎりまでこっそり近づくってのは」

「人間ならともかく、エヴァが身を隠す場所はほとんどありませんからねあそこは」

「接近に気づかれたとたん、遮蔽物ごと攻撃されるのがおちよ」



「待って…………
 シンジ君」

「なんですか?」

「RXの伝説によれば、そのシトの放つ光の矢、大いなるヒト其の盾で受け止めるとあるわね」

「そうでしたっけ?」


「大いなる人の放った光の矢はどうなったのかしら」
「外れます」

「……………盾は?」
「融けます」

「レイは?」
「無事です」

………………弐発目で仕留めたわけか


「リツコ、あれって弐発目の発射態勢までにどんだけかかる?」

「何を言ってるの?いまさら」

「……一発目の外れる原因ってどんなモノが考えられる?」

「……………………使徒が避ける確率はそれほど高くはないわ。
 今までの使徒の運動データからの予測にすぎないけれど」


「大気のゆらぎは?」

「ゆらぎ?コンピュータで補正されるわよ」

「補正もおっつかないほどの急激な温度上昇は?例えば敵の陽電子ビームの通った直後とか」

「直進しないわね」

「つまり?」

「外れるということよ」









盾が保つわけがない。
でもエヴァーだって裸ってわけじゃないわ。装甲を持ってる。
つまりエヴァーの装甲が敵の攻撃に何秒耐えられるかが勝負って事か・・・

でも一発目で仕留めるのに越したことはないわ。
シンちゃんの話を鵜呑みにするわけじゃないけど、可能性的にはRXの伝説通りの形で
外す事もありえる……これは避ける事はできるのかしら。


使徒より先に撃った場合

弾着前に使徒が発射したらアウトね。


使徒に先に撃たせた場合

コンピュータによる補正計算が完了するまでこちらからの攻撃は一切できない。
でも射撃後の冷却作業とかのメンテナンス時間が要らない分、待っていた方が有利。


うう、でも待ってよ。
敵が撃たなかったら?
穴をあける事を優先するかもしれない。
こっちとすればそれを放っておくわけにいかないんだから………
先に攻撃するしかないわね。
扱う電力量が電力量だし、いつまでも射撃体制を維持してたらライフルそのものが壊れるかもしれないし


「あーもぉ鶏が先か卵が先かぁーー!!」

「進化というものは端的に言ってみれば、突然変異が子孫に伝わったものね。
 外的要因、つまり紫外線や有害な物質によるDNAの変異が原因ならば鶏が先。
 両親の遺伝子の配合により得た特質が原因ならば卵が先。結論としては」

「しては?」

「時と場合による……かしら」

「……出たとこ勝負か………………無責任すぎて涙がちょちょぎれちゃうわよ。
 同じアホなら先に撃った方がましだけど。
 リツコ、盾にミラーコーティングとか掛けれないの?」

「使徒に跳ね返すつもり?…………………………………………時間があれば」

「ほんとっ?!」

「既知の製剤では蒸発する方が早いから、耐熱性の強いものを開発する必要があるわ」

「こんなこともあろうかと開発してある……とか言……うわけないか」

「お金があればね………………やりたい事は山ほどあるのよ」

トオイメをして言わないでよ



「…………………………作戦に変更はありません。
 初号機パイロットは射撃可能になり次第、発射。
 技術スタッフは可能な限り速やかに次弾発射態勢にもっていきます。
 一矢であたんなきゃ、二の矢、三の矢。とにかく当たるまでやるわよ」

「盾が保てばね」

「あーんたぁねぇー……そっか的(マト)を増やせばいいわけね。
 日向君、あるっかぎりのダミーバルーンを準備して」

「了解です」

「……こちらの思惑に乗ってくれるかしら」

「女の誘いを断るようなやつは男じゃないわよ。


 そう言えば、シンちゃん、なんで病院服着てんの?」

「綾波…いえ、レイが新しいプラグスーツを渡してくれないんです」

「れぃー、渡してあげなさい」

「…イヤ」

「レイ、何故かしら」

「見たいの」

「何をよ」

「碇君」


「「はい?」」






          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





「暇だな」
「ああ」


カツオ!ナカジマ!
 暇してんならさっさときやがれ



「サザエさんか…彼も我々と同世代かね」

「われわれ?」


「…」
「…」



「行くかねマスオくん」

「そうだな、ナミヘイ」


「…」
「…」




「司令達緊迫してますねぇ」

司令だぁ?このトンキチが。そんなお偉い人がこんなとこくるかっ


「班長って司令の顔を知らないのかな」
「知ってたって同じだろ。職場で動いてるものは部下と思うって人なんだから」





むーーー
このキャラだけは
このキャラだけは言うまいと思っていたが
封印を解くか
いや、しかし……いくら碇とはいえこれはあまりにも




「い」          




おおおお
碇!きさま、まさか





迷いは禁物だと教えたはずだ冬月。
だからしっぺ返しをくらう




「く」          





ぬぅおおお碇め
やはり使わずにすむ相手ではないか
やもえん
冬月コウゾウ、あえて修羅の道を参る!!



     「い」


「R」          




駄目だ間に合わん






にやり




てめーらさっさときやがれ!!
「「はぁいぃぃーーー」」

どどどどどどどどど
こけっつこけっつ

「「「い、イクラちゃん」」」

ぐぃーん

誰だ!そんなとこでこけたやろーはあああああーーーー






          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





じりりりーん
「あーい三河屋」

「発令所でしょ」

「あによリツコ。良いじゃないの禁酒してんのよ私」

「まだ半日でしょ
 しかも今勤務中よ。普段から勤務中にお酒を飲んでるからこういう時に困
「ちょ静かにして…司令室で事故?」

「司令室?」

「初号機のゲージのこと…って最終調整中のポジトロンライフルはどうなったの?
 壊しちゃったぁあーー?!

「整備部の面目にかけて5時間で形にしてみせます」
という事は形も残らないくらい壊しちゃったわけね

「はい。…はい。…人員に被害はないのね。…はい。
 お願い」

かちゃ


「またなのね」

「………司令がどっかの破壊工作員だって気がしてきたわ」

「まぁ遅れて却って良かったのかもしれないわね。昼よりは夜間の方が気象は安定するし」

「やり直す余裕はなくなったけどね」

これでますますRXの伝説通りになってきちゃったわね。






          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●





「敵ドリル、第16特殊装甲板を突破、本部到達まで、あと3時間55分っす」

「第六変圧器、四国エリア通電完了。各冷却システムは試運転に入って下さい」


「余裕のはずが、なんとぎりぎりよ」

「変圧器の故障は見込んでいたのだけれど」

「まぁいいわ。致命的な遅れではないし。
 ライフルの組立より遅れるなんて予想外だったけどね」

「いじめないでよ」

「くふふふふ、こんなチャンス滅多にないもんね」



「ミサトさん」

「あ、はいはい。待たせて悪かったわね」

「いえ」
「はい」

「レイ…充分時間があったから作戦の概要は頭に入ってるわね」

「いいえ」

「はにゃ?」

「説明を受けてませんから」

「…作戦計画書は?…受け取ってないとか?」

「これですか?」

「…………セツメイヲウケロ…………
 なんじゃこりゃー!!あのひげめがねおやじぃーー!!」



「シンジ君は知っているわね。その…夢で」

「はい、リツコさん」

「そう…言って見れば単純な話。
 一人があのライフルで使徒を撃つの。
 もう一人はその間盾になってもらうわ」

「………」

「シンジ君は砲手を担当、使徒に照準を会わせ引き金を引く、精密なオペレーションを必要とするわ」
「…」

「レイは零号機に搭乗、防御を担当してもらうわ」
「はい」

「あの盾で初号機を護るの。できるわね」
「はい」


「僕が防御担当になっては駄目なんですか?」

「ライフルは精密機械なの。壊しでもしたら…例えば、引き金の部分を握りつぶしでもしたら、取り返しはつかないわ」

「担当はシンクロ率で決めました。変更はあり得ません。
 シンちゃんが狙うのは敵のコア一点。判ったわね」

「…はい」


「時間よ」

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二次創作目次


エン ゲージ


第1話 ラブ

前編
後編

第2話
 蜻蛉日誌






第3話
 風と雲と虹と




第4話
 赤城の山も? 






第5話
 アスカ来日 





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