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エンゲージ第三話弐



エン ゲージ


第3話 「風と雲と虹と」 弐






 

みーんみんみーんみーんジージー
「あっちゅーーーーい。誰よつっこみの修行しようなんて言い出したのは
 そりゃあんたや………………ふぅ…自習にも限度があるわね。
 ありゃ」

なんだかやたら存在感のあるおじいさんが…
漫画なんかだと修行中の主人公がいきなり老師に出会うって事もあるけど
話しかけてみようかしら


「わしか?わしの名はミスター謎のじいRX。この村の村長じゃ」
誰も聞いてないわよそんなこと。
それに村ってどこの村よ。この辺に村なんかないわよ


「この村には伝説があってな。
 聞きたいか?そうじゃろそうじゃろ。
 水晶のごとききらめく多角形の身体持ちたるシトありき
 そのシト

ちょーっちまったぁ!!
 おじいさんは」
「RXじゃ」

「RXさんは江戸っ子ですか?」

「なんじゃと?」

「江戸っ子はヒとシを区別して発音できないってききますから」

「生まれか…………
 厳しい時代でありました。
 その頃わしら一家は根府川に住んでおりましてな


「あぅーっと伝説に戻って結構です」


そのシト、強力無比なる光の矢を放ち山を裂き地を穿つ。
 大いなるヒトガタ光を放ちいまひとたりその盾となる
   中略
 光の矢貫きし時、山光りシト光り人また光る



「そのヒトガタって」

「エッバとか伝わっておりますな」

「なっ、それ…それ…いつから伝わっている伝説なんですか」

「今朝通りすがりの少年に聞いた伝説じゃ」
すってん

「シンちゃーん。誰になに話してんのよぉー」







          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「ふにぃ」

結局、RXにはこけさせられただけでつっこめなかったし。
やっぱ私には向いてないのかしら…
適当にバスに乗ったら変なとこで降ろされるし
こんなとこでうろついてる人間なんて………居た


「とぅりゃー
 軍曹危険でありま…」

「相田君だっけ?シンジ君のクラスメートの」

「あの」

「ん?ああ、葛城ミサトよ。シンジ君の保護者。よろしくね」

「保護者?あ…えエヴァに乗せてください」

「……うーーん一応秘密兵器だから」

「遊びじゃなくって、パイロットになりたいんです」

「…なんの?」

「だからエヴァです。パイロットは全員14歳だって聞きました。俺だって14です」

「14歳だったら誰でもいいわけじゃないのよ」

「可能性はあるはずです。試験をしてください」

「うーん予備パイロットは丁度欲しかったとこなんだけど。よしんばコノ子が不採用でも私には
 実害はないし」
ぴくぴく

「パイロットの採用試験はないわ。適性ありと判断された時点で自動的に、
 まいってみれば本人や周りの意思と無関係にパイロットとして採用されるの。
 んでその適性の判定はうちとは別の部署がやってんのよね。
 一応連絡がとれるかどうか心当たりをあたってみるから」

「ありがとうございます」


「あんまり期待しないでね。パイロットの採用条件も教えてくれないくらい秘密主義だから」

「はい、あお茶でもいかがですか」

「あんがと」



          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●



「ふぃー結構テントって居心地良いわね。泊まってこうかしら
 たまには野宿もいいかもね」

「ぃ」やったぁーーー
ついに俺にも夏物語がぁー
ええと寝袋は念の為に余分に持ってきてあるし下着も替えたし口臭予防もばっちりでぇ
「し」まったぁーー


「アレを買いにいってきます」

「あれ?」

「あ、ななんでもないです。すぐ戻りますから」

「なんかしんないけど私だったらかまわないでいいわよ」

「一時間で帰ります。お鍋見ててください」

「あーい」



「やっぱり親睦を深めるにはお酒がないとな」



「シチュ-?」
ぐび

「やっぱりおっとこのこねぇ。味に円やかさが足りないわ。
 手を加えてあげよ」




          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


じりりりん
「はい、葛城です」

「シンジ君?ミサトが見つかったわ」

「本当ですか?」

「民間人を一人病院送りにしていたらしいわ」












「訓練しゅうりょー。おつかれシンジ君。
 すっかり遅くなっちゃったわね」

「誰のせいですか」

「ちゃはははは」

「法律違反じゃないんですか」

「未成年者の就労条件ってやつ?
 残念だけど特務機関NERVに対しては法の適用も執行もされないわ。
 言ってなかったかしらぁ」

「聞いてませんよ、そんな事」

「そだったかしら。ま、ともかくここは一種の治外法権なの。
 ここで私がシンちゃんを手籠めにしても何の罪にも」
タたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた


「冗談なのに」

「本気と冗談の境目が分かり難いのよ、あなたは」

「リツコ?
 なによその境目って」

「例えば、あなたのその手にある荒縄。
 冗談の小道具にしては実用的すぎるわね」

「……………捕縛拘禁用よ」

「誰に使うの?」





          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「はぁはぁはぁ」

無茶苦茶走ったから…ここは…
なんだかゲージみたい。


薄暗いゲージにほんのり光るヒトガタ。
人間?
女の人みたいだ

裸…なにも着てないのかな。


「……きれい」

「(にこにこ)」


聞こえたのかな。
こっちを向いて笑顔になった。
綾波に似ている

「…この人の方が年老いているけど」
すまっしゅ
「あうっち」


性格はアスカに似てるみたい

初号機の口が開いたと思ったら、女の人は吸い込まれて行った.
食べられちゃったんだろうか



「…もう一度会えるかな…会いたい…な」









【委員会】


「碇が部屋を変えた」


「なんと」
「理由は?」

「保安上の必要性…だそうだ
 10万語を費やした報告書を要約してみればたったの7文字だ。
 つくづく日本語というものは、勤勉な民族の言葉だと実感させられた」

「君の文化人類学的考察は確かに興味深いが」
「さよう、今はその時ではない。
 漏洩した可能性はないのかね」

「あの部屋の構造は建築士でも判らんよ。設計段階から入念に考慮されている」

「ならば機械かね」

「それこそありえん。絶縁は完璧になされている。
 我々が開発しない限り、あれを探知可能な探査機など存在しない」

「通信ルートは?」

「糸は何本も張って有る」


「気づいているにせよそうでないにせよ、盗聴器の上から碇は消えた
 新しい執務室はどこだね」







【新総司令室】



「ねー」

「なんですか、ミサトさん」

「なんかしたわけ?」

「なんなんですかそれ。何もしてませんよ僕」

「じゃどうしてゲージに司令室があんのよ」



広い空間にぽつんと置かれた机。
二人の男
周囲では大工事。
なにせ電源コンセントすら近くにないんだから
こんなところに配線するなんてシールドだって大変なのに。


「僕はここで幽霊を見たって話しただけですよ」

「幽霊?」

「ええ、奥歯が二本折れました」

「はい?」


「子供相手にくだをまくのはやめなさい。またオサケを飲んでるのね」

「だぁーーれがよ。それよりリツコ、なんでコントロール室に作らないのよ。
 あそこなら防弾も完璧だし機材だってあるわ」

「あの施設は遊んでいるわけではないわ」

「ここだって同じでしょうが」

「とかく、この世はままならないのよ」

「泣く子と上司には勝てないか」






          ○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「ユイ」
「ユイくん」


「…初号機の中に入っていったそうだな」
「ああ」

「出入り可能なのかね」

「知らん……………
 なぜ出てこないのだ。シンジには姿を見せたというのに」

「ふっ」

「冬月、なにがおかしい」

「昔の話だ。ここでキスをしている男女を見てね」

「ぴくっ」

「彼女も見ていた」

「ぎっくっつ」

「という事か」
ゆいーーーーーーーーーーーー


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二次創作目次


エン ゲージ


第1話 ラブ

前編
後編

第2話
 蜻蛉日誌






第3話
 風と雲と虹と




第4話
 赤城の山も? 






第5話
 アスカ来日 





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